2015年中国教区夏季聖会　Ⅱ

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２０１５年７月２０日

説教：中道　善次牧師　教会のページへＧＯ！

1:バラムはイスラエルを祝福することが主の心にかなうのを見たので、今度はいつものように行って魔術を求めることをせず、顔を荒野にむけ、2:目を上げて、イスラエルがそれぞれ部族にしたがって宿営しているのを見た。その時、神の霊が臨んだので、3:彼はこの託宣を述べた。

2015年中国教区夏季聖会　Ⅱ
【聖書】民数記２４章１～３節
【説教】「祝福の信仰　Ⅱ」　

礼拝式次第
司会	加藤　望牧師
奏楽	木村　桃子姉

前奏
賛美	新聖歌376「いかに汚れたる」
祈祷	司会者
賛美	新聖歌450「罪思い出さする」
聖書	民数記24:1-3節
説教	『祝福の信仰　Ⅱ』　中道　善次牧師
献金	新聖歌385「主よ終わりまで」
感謝祈祷	山脇　望牧師
頌栄	新聖歌63「父御子御霊の」
後奏
報告

メッセージ（要約）

主の御名を賛美します。

　午後の聖会も横浜教会牧師の中道善次（よしつぐ）牧師がメッセージの奉仕をなされました。
2006年10月から、茅ヶ崎教会では東海大学近くに伝道のカフェを運営しています。大学のキャンパスマップにも掲載されています。ある建築家にリピーターが定着する４つのベースをお伺いしました。その４つとは、①デザイン　②照明　③BGM　④香り　だそうです。建築家らしく、味やサービスではなく印象からの結論のようでした。
今日は、ある香りを焚いてメッセージを行いますが、このお香は京都の清水寺の参道で買った「乳香」でとても甘い香りがします。聖書にも出てきます高価なものですが、午後は香りを中心にして以下３つの視点で見てまいります。

（１）み顔の光を求めて
神様は、あなたを祝福し照らし、み顔を向けておられます。神様はあなたの祈りと捧げる香りが大好きです。香りには色んな香りがあります。ステーキを焼いている時の肉と油の香り、パンを焼いている時の小麦の香ばしい香り、そして直接の香りではありませんが、賛美のいけにえを捧げる香りもあります。神様の笑顔を見たくて捧げるのです。人間の親子の思いと同じで、天の父なる神様もあなたの笑顔が見たくてたまらないのです。

（２）バラムが告げた不変の祝福
バラムは占いを通して神様の言葉を告げていました。一部分だけ見ると間違った判断をしてしまう事があります。イスラエルの民も神様に従ったり逆に背いたりを繰り返しています。そんなイスラエルの民ですが、神様は祝福すると決めておられたので何があろうと祝福を続けられたのです。今を生きている、あなたも同じです。

（３）モーセが告げた祝福の言葉
日本の料理は世界から注目されています。和食もまた日本流の洋食も。
なぜ美味しいのでしょうか？　味からだけ見ますと「手がこんでいる」からではないでしょうか？　ステーキを例にとってみると、アメリカでは巨大な赤身の肉を焼き、塩とコショウを振りかけ、付け合わせはふかしたジャガイモだけ。日本では柔らかい霜降りの肉に付け合わせの野菜が多く添えられ、ソースは塩コショウ、ステーキソース、醤油・・・なども。
また昨日TVで日本のパンと欧米のパンの違いが流れていましたが、日本のパンは柔らかく、甘く、おかずが入っている。欧米のパンは、堅く何度も噛み、甘くない。キリスト教にとってパンは大切な生きるためのもので日本と考え方が違うからなのでしょう。
料理を例にとりましたが、神様からの御言葉をどう受け食べ自分のものにするかが隠れているのです。御言葉をそのまま受け入れる欧米の人々、方やもっともっとと調味料を加え、飾り付けて受け入れる日本。御言葉を曲げる事も足すこともせず、そのまま受け入れる事が出来れば幸いです。

あなたは神様から目をかけられ愛されています。人があなたを話しても神様があなたをはなす事は決してありません。
色々と人の思いだけで平和が取り去られようとしている今だからこそ、神様と会話をし、今私達が何をするのが良いのか導いて頂く事が大切です。神様は決して争い、強奪、殺戮を望まれてはいないのですから。

テケテケ

講師紹介

昭和34年生まれ。京都出身。茅ヶ崎教会牧師。
高校生のころ、キャンプ参加を目的に教会に通うようになり、喫茶店伝道でゴスペルシンガー上原令子さんの「ありのままの自分でいいのです」との言葉に心動かされ信仰の決心をする。高校卒業後、東京聖書学院入学。1983年から7年間アメリカに留学。アズサ太平洋大学・同大学院に学び（M.Div取得）、フラー神学校で宣教学専攻。海外宣教に重荷を持って奉仕。

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