日本ホーリネス教団 〒710-0038岡山県倉敷市新田1299-12 
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岡山県倉敷市の正統的なキリスト教会です
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倉敷ホーリネスチャーチ

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2015年8月16日 説教:山脇 正子牧師 教会のページへGO!
36:この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」。37:彼が言った、「その人に慈悲深い行いをした人です」。そこでイエスは言われた、「あなたも行って同じようにしなさい」。
 
【聖書】ルカによる福音書10章25〜37節
【説教】「隣人とはだれのことですか」 
25:するとそこへ、ある律法学者が現れ、イエスを試みようとして言った、「先生、何をしたら永遠の生命が受けられましょうか」。26:彼に言われた、「律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか」。27:彼は答えて言った、「『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。また、『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』とあります」。28:彼に言われた、「あなたの答は正しい。そのとおり行いなさい。そうすれば、いのちが得られる」。 29:すると彼は自分の立場を弁護しようと思って、イエスに言った、「では、わたしの隣り人とはだれのことですか」。 30:イエスが答えて言われた、「ある人がエルサレムからエリコに下って行く途中、強盗どもが彼を襲い、その着物をはぎ取り、傷を負わせ、半殺しにしたまま、逃げ去った。 31:するとたまたま、ひとりの祭司がその道を下ってきたが、この人を見ると、向こう側を通って行った。 32:同様に、レビ人もこの場所にさしかかってきたが、彼を見ると向こう側を通って行った。33:ところが、あるサマリヤ人が旅をしてこの人のところを通りかかり、彼を見て気の毒に思い、34:近寄ってきてその傷にオリブ油とぶどう酒とを注いでほうたいをしてやり、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。 35:翌日、デナリ二つを取り出して宿屋の主人に手渡し、『この人を見てやってください。費用がよけいにかかったら、帰りがけに、わたしが支払います』と言った。36:この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」。37:彼が言った、「その人に慈悲深い行いをした人です」。そこでイエスは言われた、「あなたも行って同じようにしなさい」。
礼拝式次第
歌の時間 10:10-10:25
礼拝時間 10:30-12:00
   
前奏  
招詞 司会者
頌栄 新聖歌60
主の祈り 新聖歌(p826)
信仰告白 使徒信条
賛美 新聖歌421
交読 交読文32(p853)
開会祈祷  
ワーシップ 山々が生まれる前から
  十字架の言葉
  愛します主よ
聖書 ルカ10:25-37節
説教 『隣人とはだれのことですか』
 山脇 正子牧師
献金 新聖歌201
感謝祈祷  
頌栄 新聖歌63
祝祷  
後奏  
報告  
メッセージ(要約)
主の御名を賛美します。

 昨日の8月15日は、敗戦70年を迎えた日でした。どんな事があっても戦争をしてはならない事を改めて確認した日でした。またそれに関わる後方支援などの行為自体が戦争に参加している事に国民全員が気づき、戦争法案自体を廃案にしなくてはならないのです。新たな神を無視した人間の思いで国が動きませんように。
 今日は隣人とはだれのことですか? というタイトルから以下3つの視点で見てまいります。

(1)律法学者と語り合う主イエス
10:25 イエスを陥れようと試みる律法学者が登場しています。永遠の命を得るためになにをしたら良いかと主に質問しています。主はあなたはどう律法を読むか? と質問を返され律法学者は、主なる神を愛せ、自分を愛するように隣人を愛せと模範解答をしました。隣人を愛する事ができるためには順番があります。
@神を愛する A自分を愛する B隣人を愛する の順です。神を愛せない者が隣人を愛する事など出来ないのです。

(2)慈悲深いサマリヤ人の話をする主イエス
10:30 主はたとえ話をされました。それはユダヤ人がエルサレムからエリコへ向かう旅に起きた出来事を話されました。その道中は標高差が千メートル以上もあり、旅をするのに難所でしかも強盗が出る危険な場所でした。その旅人は途中で襲われ半殺しにされ、金品や衣服まで取られ放置されていました。そこへ宮に使える祭司やレビ人が通りかかりますが、見て見ぬ振りで遠くを通り行ってしまいました。助けるつもりなどありませんでした。
ところがそこへ、ユダヤと敵対しているサマリヤ人が通りかかります。敵ですから無視して通り過ぎると思いますがその人は近寄り、オリブ油とブドウ酒を彼に塗り、自分が乗ってきた家畜にその人を乗せ宿屋へ連れて行きました。そして宿屋の主人に介抱をお願いし代金は帰りに自分が払う約束をして旅を続けました。

(3)慈悲深い者になることを求める主イエス
10:37 律法学者は隣人とは慈悲深い人です。と主に答えています。主は「あなたも行って同じようにしなさい」と行う事を求められました。思う事から一歩進み、行って(行動)しなさいと言われているのです。

 ここで登場する宿屋とは天の御国の事、そして隣人のサマリヤ人は主イエスキリストだという事はすでにお気づきと思います。これを読むあなたはすでに神を信じ神を愛されている事と思います。そしてその神からあなたは愛されているのです。そのあなたが隣人を愛せない事などないのです。聖書で登場しているサマリヤ人は自分たちを攻撃する者をも助けています。もし今あなたに危害を加えている者、また許せない者がいるなら祈り、慈悲を持って愛する事が出来るなら幸いです。

今週も主により、素晴らしい日々をお過ごしください。

テケテケ
報告と消息
○8月21日(金) 徳山教会の江副千恵美師が手術をされます。お祈りください。
○8月23日(日) 愛餐会があります。その後役員会が行われます。

[祈りの課題]
※2015年、一人ひとり、家庭、教会にとって祝福された年となりますように。
※受験生のために。
※新来会者、求道者、受洗者が起こされますように。
※ご高齢の方、体調のすぐれない方のために。

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