日本ホーリネス教団 | 〒710-0038岡山県倉敷市新田1299-12 電話:086−434−4766 岡山県倉敷市の正統的なキリスト教会です ※倉敷教会の地図はこちらからご確認ください※ |
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倉敷ホーリネスチャーチ |
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2015年10月18日 | 説教:山脇 正子牧師 教会のページへGO! |
【聖書】ルカによる福音書15章11〜32節 【説教】「喜び祝う父」 |
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11:また言われた、「ある人に、ふたりのむすこがあった。12:ところが、弟が父親に言った、『父よ、あなたの財産のうちでわたしがいただく分をください』。そこで、父はその身代をふたりに分けてやった。 13:それから幾日もたたないうちに、弟は自分のものを全部とりまとめて遠い所へ行き、そこで放蕩に身を持ちくずして財産を使い果した。14:何もかも浪費してしまったのち、その地方にひどいききんがあったので、彼は食べることにも窮しはじめた。15:そこで、その地方のある住民のところに行って身を寄せたところが、その人は彼を畑にやって豚を飼わせた。16:彼は、豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいと思うほどであったが、何もくれる人はなかった。17:そこで彼は本心に立ちかえって言った、『父のところには食物のあり余っている雇人が大ぜいいるのに、わたしはここで飢えて死のうとしている。18:立って、父のところへ帰って、こう言おう、父よ、わたしは天に対しても、あなたにむかっても、罪を犯しました。19:もう、あなたのむすこと呼ばれる資格はありません。どうぞ、雇人のひとり同様にしてください』。 20:そこで立って、父のところへ出かけた。まだ遠く離れていたのに、父は彼をみとめ、哀れに思って走り寄り、その首をだいて接吻した。21:むすこは父に言った、『父よ、わたしは天に対しても、あなたにむかっても、罪を犯しました。もうあなたのむすこと呼ばれる資格はありません』。22:しかし父は僕たちに言いつけた、『さあ、早く、最上の着物を出してきてこの子に着せ、指輪を手にはめ、はきものを足にはかせなさい。23:また、肥えた子牛を引いてきてほふりなさい。食べて楽しもうではないか。24:このむすこが死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから』。それから祝宴がはじまった。 25:ところが、兄は畑にいたが、帰ってきて家に近づくと、音楽や踊りの音が聞えたので、26:ひとりの僕を呼んで、『いったい、これは何事なのか』と尋ねた。27:僕は答えた、『あなたのご兄弟がお帰りになりました。無事に迎えたというので、父上が肥えた子牛をほふらせなさったのです』。 28:兄はおこって家にはいろうとしなかったので、父が出てきてなだめると、29:兄は父にむかって言った、『わたしは何か年もあなたに仕えて、一度でもあなたの言いつけにそむいたことはなかったのに、友だちと楽しむために子やぎ一匹も下さったことはありません。30:それだのに、遊女どもと一緒になって、あなたの身代を食いつぶしたこのあなたの子が帰ってくると、そのために肥えた子牛をほふりなさいました』。 31:すると父は言った、『子よ、あなたはいつもわたしと一緒にいるし、またわたしのものは全部あなたのものだ。32:しかし、このあなたの弟は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから、喜び祝うのはあたりまえである』」。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メッセージ(要約) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主の御名を賛美します。 本日のメッセージは『放蕩息子』の箇所からです。大きな放蕩、小さな放蕩、いろいろ思い当たる方もおられるかと思います。私はまさにこの聖書に記されているように、一度は自分から父を離れ放蕩に。そして数年後、父の元に帰る事ができた幸いな者です。さてあなたはここから何を受け取るのでしょうか? この箇所から今日は3つの視点で見てまいります。 ※(父=神様) (1)父から離れる弟息子 15:12 息子が相続する割合は、長男が3分の2、次男が3分の1だったそうです。その受け取る財産を父からもらい、自分から父を離れ家を出て行く弟でした。 (2)悲惨な状況に追い込まれる弟息子 15:13 家を出て幾日もたたないうちに、莫大な財産を使い果たした弟息子でした。女に貢いだのか、飲み遊んだのか、人に騙されたのかは記されていませんが、あっという間に乞食になってしまいました。身も心もズタズタです。食べる事もできず、ある人の豚を世話する仕事につきましたが、腹を満たす事はできず、豚のえさを食いつないで生きていました。誰も弟息子を助ける者などいませんでした。自分から家を出た弟息子ですが、「本心」に立ち返り父の元に帰る決心をし、生きる方向を180度変え家に帰りました。 (3)父に迎えられる弟息子 15:20 父(神様)は毎日毎日、弟息子の事を思い、帰りを待っていました。そこに遠くにいる弟息子を見つけると父から走りより、抱き、接吻して喜びました。そして最上の着物を着せ、家の家紋である指輪をはめ、息子として迎えたのでした。 自ら神様から離れた人もおられるでしょう。 または、教会に行ってみたいけれど、聖書を勉強して恥をかかないようになったら行こう。 などと見当違いをされている方もいるでしょう。父はあなたの心の中におられ、どんな時でもあなたを息子、娘として迎えてくださるのです。 世界に目を向けると、国を出たくないのにクーデターなどの外因で国を捨て、難民となってしまった方が多くおられます。まず父よ、あなたの迷える羊、難民に目を向けてくださいますように。あなたの御心のままにされますように。 今週も主により、素晴らしい日々をお過ごしください。 テケテケ |
報告と消息 |
○10月11日(日) 〜12日(祝)、山脇先生は九州聖会にご奉仕されました。 ○10月12日(祝) 倉敷教会で西日本ブロック会議が開催され、大元兄が出席しました。 ○10月18日(日) 中国教区成年賛美大会が広島教会シャローム館で開催されました。 [祈りの課題] ※2015年、一人ひとり、家庭、教会にとって祝福された年となりますように。 ※受験生のために。 ※新来会者、求道者、受洗者が起こされますように。 ※ご高齢の方、体調のすぐれない方のために。 |