日本ホーリネス教団 〒710-0038岡山県倉敷市新田1299-12 
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2016年中国教区夏季聖会 T

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2016年7月20日 説教:加藤 望牧師 教会のページへGO!
10:肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるために、そうされるのである。 11:すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる。
 
2016年中国教区夏季聖会 T
【聖書】ヘブル人への手紙 12章 4〜13節

【説教】「神の聖さにあずかるために」 
4:あなたがたは、罪と取り組んで戦う時、まだ血を流すほどの抵抗をしたことがない。 5:また子たちに対するように、あなたがたに語られたこの勧めの言葉を忘れている、/「わたしの子よ、/主の訓練を軽んじてはいけない。主に責められるとき、弱り果ててはならない。 6:主は愛する者を訓練し、/受けいれるすべての子を、/むち打たれるのである」。 7:あなたがたは訓練として耐え忍びなさい。神はあなたがたを、子として取り扱っておられるのである。いったい、父に訓練されない子があるだろうか。 8:だれでも受ける訓練が、あなたがたに与えられないとすれば、それこそ、あなたがたは私生子であって、ほんとうの子ではない。 9:その上、肉親の父はわたしたちを訓練するのに、なお彼をうやまうとすれば、なおさら、わたしたちは、たましいの父に服従して、真に生きるべきではないか。 10:肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるために、そうされるのである。 11:すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる。 12:それだから、あなたがたのなえた手と、弱くなっているひざとを、まっすぐにしなさい。 13:また、足のなえている者が踏みはずすことなく、むしろいやされるように、あなたがたの足のために、まっすぐな道をつくりなさい。
礼拝式次第
司会 江副 謙一牧師
奏楽 矢島 綾子姉
   
前奏  
賛美 新聖歌206「飼い主わが主よ」
祈祷 司会者
賛美 新聖歌372「聖なる者と」
聖書 ヘブル12:4-13
説教 『神の聖さにあずかるために』
 加藤 望牧師
献金 新聖歌394「成し給え汝が旨」
感謝祈祷 李 相訓牧師
後奏  
報告  
メッセージ(要約)
主の御名を賛美します。

 今年も中国教区夏季聖会が開かれる事となり、感謝いたします。今回は広島福音教会牧師の加藤望牧師がメッセージの奉仕をなされました。
神の聖さにあずかるにはどうしたら良いのでしょうか? 答えは私たちがあれこれ悩む事はありません。神が私たちを訓練してくださるのです。父の訓練と問うと、何を想像されますか? 私は小さい時にTVで流れていた『巨人の星』でしょうか。主人公の少年が父のスパルタ教育を受けて成長する物語です。今同じような訓練、教育をしていたら即通報され、父は逮捕されるのでしょうね。
午前の聖会はヘブル人への手紙から導いて頂きました。父の訓練とは何か、何のために訓練されるのか、この箇所から以下3つの視点で見てまいります。

(1)私たちの益のため
神は私たち一人ひとり、何が不足しているのか、何が必要なのか全てをご存じです。今は辛い訓練かも知れませんが、後益になるように訓練してくださっているのです。

(2)神ご自身の聖さにあずかるため
神の聖さとは? 旧約聖書を学ばれた方はシナイ山でモーセと会われた近づきがたい神を想像されるのではないですか? かつての日本ホーリネス教団は他のキリスト教団から見ると近づきがたいダメなものはダメと進んで行ったようです。ですが今は他者と和解し、平和を愛するものと神により変えられました。マタイによる福音書5:45に「こうして、天にいますあなたがたの父の子となるためである。天の父は、悪い者の上にも良い者の上にも、太陽をのぼらせ、正しい者にも正しくない者にも、雨を降らして下さるからである。」とあるように、人を区別される事はありません。あなたは全ての人を区別なく愛せますか? 私に親切にしてくれる人は愛するが、敵対する者は愛せない。 そんな事はありませんか? 本当の愛、聖さは自分の利益に左右されるものではないのです。

(3)義の実を結ばせるため
あなたはどんな幼少期を過ごし今がありますか? 中には「何でこんな不幸が続くんだ!」と怒る方もおられるのではと思います。そんな事が続くと、不良になったり、反社会的な団体に所属したりする人も実際におられます。これを見ているあなたはまだ生きています。命が奪われるような試練、訓練ではなく、ギリギリの処で耐え忍び、神の義を得られる訓練をされているのです。この義、聖さはいくら金をつぎ込んでも得る事はできません。神を通してでないと、得る事が出来ないのです。

 洗礼を受けた方は少なくても一度は聖めの経験をされていると思います。聖めは瞬間のものではなく、最初の聖めから生涯訓練されて得るものです。そして神の聖め、恵みは想像していない時に訪れるのです。神はあなたの願い、祈りを待っておられます。聖めてくださいと祈り求める事ができるなら幸いです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごし下さい。

テケテケ
講師紹介
加藤 望牧師
牧師家庭に生まれる。東京聖書学院卒業後、1983年より1999年までアメリカ・カリフォルニア州に留学。Azusa Pacific University と同神学大学校にて非常勤講師として2年間教鞭を取る。1999年母子感染型B型肝硬変が悪化し緊急帰国。2002年アメリカにて脳死肝移植手術を受け一命を取り留め、第二の地上の人生を送り始めた。
2000年より現在まで広島福音教会主任牧師として奉職中。
教団西日本ブロック長。

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