日本ホーリネス教団 | 〒710-0038岡山県倉敷市新田1299-12 電話:086−434−4766 岡山県倉敷市の正統的なキリスト教会です ※倉敷教会の地図はこちらからご確認ください※ |
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倉敷ホーリネスチャーチ |
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2020年5月10日 | 説教:小林光生師 要約:大元鉄也兄 教会のページへGO! |
【聖書】出エジプト記14章10〜14節 【説教】「エジプト脱出」 |
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10: パロが近寄った時、イスラエルの人々は目を上げてエジプトびとが彼らのあとに進んできているのを見て、非常に恐れた。そしてイスラエルの人々は主にむかって叫び、 11: かつモーセに言った、「エジプトに墓がないので、荒野で死なせるために、わたしたちを携え出したのですか。なぜわたしたちをエジプトから導き出して、こんなにするのですか。 12:わたしたちがエジプトであなたに告げて、『わたしたちを捨てておいて、エジプトびとに仕えさせてください』と言ったのは、このことではありませんか。荒野で死ぬよりもエジプトびとに仕える方が、わたしたちにはよかったのです」。 13:モーセは民に言った、「あなたがたは恐れてはならない。かたく立って、主がきょう、あなたがたのためになされる救を見なさい。きょう、あなたがたはエジプトびとを見るが、もはや永久に、二度と彼らを見ないであろう。 14: 主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい」。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メッセージ(要約) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主の御名を讃美いたします。 モーセは民に言った、「あなたがたは恐れてはならない。かたく立って、主がきょう、あなたがたのためになされる救を見なさい。」 (出エジプト14 章13 節) 今日の説教の聖書は旧約聖書の大きな危機の場面です。「後ろは追い掛けてくるパロの軍隊、前は紅海(別訳では葦の海)、もうだめだ」 イスラエルの民の叫び、うめきは「エジプトに戻りたい、墓場がないから私たちをこんな荒野に連れてきたのか」というものでありました。 それに対する、指導者モーセを通じての主なる神のことばが書かれてあります。 それが「主がなされる救いを見なさい」つまり、主がこれからなされる出来事を見なさいというものであったのです。 モーセと民は、それまでにエジプトにくだされた10 の災いを見たのです。その中の一つが「疫病」でした。そのような中で、エジプトのパロ(ファラオ)がモーセたちに言ったのです。「お前たちは、ここから出て行きなさい。主に礼拝でもなんでも行うがよい」 「出エジプト」が出来事であったように、主イエス・キリストの十字架も復活の、私たちの歴史の中での「出来事」であったのです。この出来事を私たちは見て体験することができるのです。罪というすべての人の生活の中からの救いがどのようなものであるかを私たちが体験してそして見せるのです。 先週紹介した、カミュ著「ペスト」という本の中で、ペスト流行という中での司祭の説教が登場します。出エジプト記に出てくる疫病を引用して、「心おごれる者どもへの神の刑罰だ」というような話しをするのです。 しかし、ある少年が登場し、この少年の死を通じてでしょう、最後の方では話しは変わってきます。「ペストのもたらした光景を解釈しようとしてはならぬ。この不条理のなかでこそ、神を信ぜざるをえないことを見た。」というような話しが出てきました。 イスラエルの民は、どのようなことを見て、体験したでしょうか。 モーセが手を海の上にさし伸べたので、主は夜もすがら強い東風をもって海を退かせ、海を陸地とされ、水は分かれた。イスラエルの人々は海の中のかわいた地を行ったが、水は彼らの右と左に、かきとなった。14 章21、22 紅海(葦の海)が二つに分かれるのを見つつ、エジプト脱出を経験したのでした。 そうして15 章では「主にむかってわたしは歌おう、彼は輝かしくも勝ちを得られた、」とモーセとイスラエルの人々に賛美が与えられたのです。 初代教会はローマ帝国の中で迫害の中にありました。そのような時にキリスト者は天然痘と推定される疫病により見捨てられた多くの人々と共に歩んだのです。そうしてキリスト信仰が広まり、皇帝コンスタンティヌスによってキリスト教が公認される事となったのです。 (祈り)私たちの天の父よ。今この時私たちを、この日本を、世界を助けてください。悪よりお救いください。アーメン。 インターネット礼拝へのリンクです https://www.youtube.com/watch?v=VDCbmj85_Cs&feature=youtu.be 今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。 テケテケ ※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。 |
報告と消息 |
3月 8日(日) 〜当分の間、新型コロナウィルスの影響で、愛餐会、茶話会は当面中止します。 4月19日(日) 〜緊急事態宣言が出されましたので、各個人宅でインターネットを利用した礼拝となります。 5月 9日(土) 倉敷市でも新型コロナウィルス陽性の方が出てしまいました。 [祈りの課題] ※2020年のビジョン:み言葉・賛美・交わりを大切にする教会でありますように。 ※2020年のみ言葉:「わがたましいよ、主をほめよ。そのすべての恵みを心にとめよ。」(詩篇103篇2節) ※小林先生ご夫妻の健康が守られますように。 ※役員の霊的、肉体が守られますように。 ※新来会者、求道者、受洗者が起こされますように。 ※ご高齢の方、体調のすぐれない方のために。 |