倉敷ホーリネスチャーチ

「マタイによる福音書が終わる頃にはコロナが落ち着いているかな」と願っていましたが、2021 年5 月現在、岡山県でも非常事態宣言がなされていて、来月の20日まで延長が決まりました。不要不急の外出自粛と、現在の措置で収束するのでしょうか？　倉敷の町には車と人が溢れ、店はどこも流行っているようです。

　マタイによる福音書からのメッセージの後は、ローマ人への手紙からの説教となります。「わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。」を主題にしたいと思います。ローマ人への手紙1 章16 節

　マタイによる福音書は主にユダヤ人のために書かれたものでしたが、この福音がギリシャ人にも、また日本人にも福音であるかを確認していきたいと思います。

　この手紙で、パウロは自己紹介として「キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから」と紹介しています。キリストに仕える＜しもべ＞としてのパウロ、神から全権大使として遣われたパウロがこの手紙の著者です。受取人は「神に愛され、召された聖徒」であるローマ教会員でした。ローマ教会は最初、ユダヤ人中心の教会でしたが、紀元49 年に皇帝クラウデオがユダヤ人追放令を出した後に、異邦人が多い教会となりました。今回、ユダヤ人にも、異邦人にも救いを得させる福音を学びたいと思います。

　苦しい日々が続きますが、主はいつも共にいてくださいます。

　新型コロナウィルスの感染第四波が来ています。どうぞ今以上お気をつけください。

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。