倉敷ホーリネスチャーチ

　クリスマスおめでとうございます！

　世界で最初のクリスマスを迎えたのはもちろんヨセフとマリアですが、「きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。」という救い主誕生のニュースを最初に受けたのは、野宿して番をしていた羊飼いたちでした。ルカの福音書２章10節

　ヨセフやマリアは人口調査（税金集めが目的）のためにナザレからベツレヘムに長旅をしているのに、この羊飼いたちは、野宿して羊の番をしていました。羊飼いたちは当時のユダヤ社会では、低く見られており、税金集めの対象にならなかったのです。そのような人々にこそ「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える」という天使の御告げがあったのです。

　このルカによる福音書は元々、「テオピロ閣下」というローマ帝国のいわば「お偉いさん」に対して書かれたものでした。ルカ１章３節

　テオピロにとっても、この羊飼いにとっても「救い主」は、ローマ皇帝でなく「イエス・キリスト」であるというメッセージです。羊飼いたちは、飼葉おけに寝ているキリストを礼拝して「神をあがめ、賛美」しながら帰ったのです。テオピロは、このルカの福音書の続編である使徒行伝で「テオピロよ」と親しく呼びかけられています。このテオピロも、メシアであるイエス・キリストに出会ったのでしょうか。

　私たちもそれぞれの立場に置かれています。どんな中でも、「主我を愛す」の賛美のように「わが主イエス、わが主イエス」という告白と賛美をささげて生きたいものです。これが、私たちのクリスマスの喜びなのではないでしょうか。

　コロナの陽性者は少なくなってきましたが、さらに新しいウィルス（オミクロン）が発生しました。はまだ収束していません。どうぞ慎重な生活をお願いします。 　今週も主にあり、素晴らしい日々をお過ごしください・・・ 　

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。