倉敷ホーリネスチャーチ

(キリスト教メッセージ要約)
〒710−0038 岡山県倉敷市新田1299−12番地
TEL(086)434−4766
牧師 岡野智
2001年8月19日の週報 説教:岡野師 司会:大元兄 奏楽:紀子師
 
【聖書】マルコによる福音書2章1〜11節
【説教】「起きあがりなさい」
2:1 幾日かたって、イエスがまたカペナウムにお帰りになったとき、家におられるといううわさが立ったので、 2:2 多くの人々が集まってきて、もはや戸口のあたりまでも、すきまが無いほどになった。そして、イエスは御言を彼らに語っておられた。 2:3 すると、人々がひとりの中風の者を四人の人に運ばせて、イエスのところに連れてきた。 2:4 ところが、群衆のために近寄ることができないので、イエスのおられるあたりの屋根をはぎ、穴をあけて、中風の者を寝かせたまま、床をつりおろした。 2:5 イエスは彼らの信仰を見て、中風の者に、「子よ、あなたの罪はゆるされた」と言われた。 2:6 ところが、そこに幾人かの律法学者がすわっていて、心の中で論じた、 2:7 「この人は、なぜあんなことを言うのか。それは神をけがすことだ。神ひとりのほかに、だれが罪をゆるすことができるか」。 2:8 イエスは、彼らが内心このように論じているのを、自分の心ですぐ見ぬいて、「なぜ、あなたがたは心の中でそんなことを論じているのか。 2:9 中風の者に、あなたの罪はゆるされた、と言うのと、起きよ、床を取りあげて歩け、と言うのと、どちらがたやすいか。 2:10 しかし、人の子は地上で罪をゆるす権威をもっていることが、あなたがたにわかるために」と彼らに言い、中風の者にむかって、 2:11 「あなたに命じる。起きよ、床を取りあげて家に帰れ」と言われた。
 
メッセージ(要約)
 主の御名を賛美します。
主イエスがカペナウムに帰られた時の事が記されています。自分の力では動く事の出来ない中風の人が登場します。4人が中風の者をイエスのもとに連れて行ったのですが、戸口付近で群衆のため近寄る事が出来ません。そこで家の(礼拝堂と思われる)屋根をはいで、主イエスのもとに吊り下ろしました。主イエスは彼ら(中風の人を連れてきた人々)の信仰を見て、中風の人に「あなたの罪はゆるされた」と告げるのです。
屋根を壊す行為や礼拝を中断する行為は決して良い事ではありませんが、それほどまで他人(中風の人)のために行った信仰の事を言われています。中風の人を癒したのは連れてきた人々の信仰によるものなのです。
私たちも他者のために祈る事を許されています。私たち一人一人の信仰が他者のためにもなるのです。私たちの信仰も自ら得たものと考えがちですが、実は多くの方々の信仰によって祈られ支えられて得られたものなのです。
T.O
報告と消息
※残暑が厳しいですので、ご自愛ください。

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