東京聖書学院教会

(キリスト教メッセージ要約)
〒189-8512東京都東村山市廻田町1−30−1
2003年8月17日の週報 説教:斉藤善樹師 神戸教会牧師
 
【聖書】エペソ人への手紙2章13〜16節
【説教】「二つを一つにする」
2:13 ところが、あなたがたは、このように以前は遠く離れていたが、今ではキリスト・イエスにあって、キリストの血によって近いものとなったのである。
2:14 キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉によって、
2:15 数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄したのである。それは、彼にあって、二つのものをひとりの新しい人に造りかえて平和をきたらせ、
2:16 十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、敵意を十字架にかけて滅ぼしてしまったのである。
 
メッセージ(要約)
 主の御名を賛美します。
しつこいくらいに「二つを一つにする」と3回も出て来ます。ここに出ている「二つ」とは、分離・分裂です。「こっち」と「あっち」と表現しても良いでしょう。言い換えれば「私」と「神」かもしれません。
(1)神との和解
私達はイエスにあって神を知っています。また、イエスは100%神でもあり、100%人でもあったのです。神と人が分離する事は、両方をお持ちのイエスにとって、耐えられるものではありませんでした。
(2)和解させて頂いた私達も「二つが一つに」
人種による区別(ユダヤ人と異邦人)がキリストによって一つにされました。「ゆるし」があって初めて成り立つのです。しかし、「ゆるし」は人間の力ではどうすることもできません。神との和解が不可欠で、まずは自分こそがゆるしを発見する事によって、お互いをゆるす事ができるのです。キリストにあって自分がゆるされている事を忘れてはなりません。
T.O
報告と消息
※久しぶりにメッセージの要約をアップでき感謝です。

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