調布キリスト教会

(キリスト教メッセージ要約)
〒182-0024東京都調布市布田1−24−2
2003年9月14日 説教:荒井 道夫師
 
【聖書】創世記48章8〜20節
【説教】「勇者イスラエルの祈り」
48:8 ところで、イスラエルはヨセフの子らを見て言った、「これはだれですか」。 48:9 ヨセフは父に言った、「神がここでわたしにくださった子どもです」。父は言った、「彼らをわたしの所に連れてきて、わたしに祝福させてください」。 48:10 イスラエルの目は老齢のゆえに、かすんで見えなかったが、ヨセフが彼らを父の所に近寄らせたので、父は彼らに口づけし、彼らを抱いた。 48:11 そしてイスラエルはヨセフに言った、「あなたの顔が見られようとは思わなかったのに、神はあなたの子らをもわたしに見させてくださった」。 48:12 そこでヨセフは彼らをヤコブのひざの間から取り出し、地に伏して拝した。 48:13 ヨセフはエフライムを右の手に取ってイスラエルの左の手に向かわせ、マナセを左の手に取ってイスラエルの右の手に向かわせ、ふたりを近寄らせた。 48:14 すると、イスラエルは右の手を伸べて弟エフライムの頭に置き、左の手をマナセの頭に置いた。マナセは長子であるが、ことさらそのように手を置いたのである。 48:15 そしてヨセフを祝福して言った、/「わが先祖アブラハムとイサクの仕えた神、/生れてからきょうまでわたしを養われた神、 48:16 すべての災からわたしをあがなわれたみ使よ、/この子供たちを祝福してください。またわが名と先祖アブラハムとイサクの名とが、/彼らによって唱えられますように、/また彼らが地の上にふえひろがりますように」。 48:17 ヨセフは父が右の手をエフライムの頭に置いているのを見て不満に思い、父の手を取ってエフライムの頭からマナセの頭へ移そうとした。 48:18 そしてヨセフは父に言った、「父よ、そうではありません。こちらが長子です。その頭に右の手を置いてください」。 48:19 父は拒んで言った、「わかっている。子よ、わたしにはわかっている。彼もまた一つの民となり、また大いなる者となるであろう。しかし弟は彼よりも大いなる者となり、その子孫は多くの国民となるであろう」。 48:20 こうして彼はこの日、彼らを祝福して言った、/「あなたを指して、イスラエルは、/人を祝福して言うであろう、/『神があなたをエフライムのごとく、/またマナセのごとくにせられるように』」。このように、彼はエフライムをマナセの先に立てた。
 
メッセージ(要約)
 主の御名を賛美します。
本日は敬老感謝ファミリー礼拝が持たれました。そこでこの箇所が説教として与えられています。
まず神は高齢者をどう見られているのか?ここで登場する高齢者イスラエル(ヤコブ)は145歳でした。当時の高齢者は100歳以上の方が多くいらっしゃったのです。場所はカナンのルズ。後のベテル(神の家といわれる)です。イスラエルは高齢のため目が弱くかすれて見えるほどでした。実子ヨセフと孫のマナセ、エフラエムを前に、若かった時の事を話した事でしょう。そしてその2人の孫を祝福するため呼び寄せました。何とイスラエルは手を交差させて、右手を弟エフラエムに、左手を長男マナセの頭にのせ祈り出しました。子の父であるヨセフは置く手が違う事を父イスラエルに伝えますが、イスラエルは承知で右手を弟エフラエムにのせたのです。目はかすれ弱くなっていますが、心の目(神の言葉・関係)はますます強くなり、この祈りの行動となったのです。自分で弱さを認める時、神により強く頼むようになるのです。
T.O
報告と消息
※久しぶりにメッセージの要約をアップでき感謝です。
※次週の調布教会は台湾宣教師木下理恵師がメッセージをとりつがれます。

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