東京聖書学院教会
 三多摩教区新年聖会

(キリスト教メッセージ要約)
〒182-0024東京都調布市布田1−24−2
電話:0424−83−0619
2004年1月12日(午前の部) 説教:内藤師
 
【聖書】ルカによる福音書5章1節〜11節
【説教】「人間をとる漁師に・・・」
5:1 さて、群衆が神の言を聞こうとして押し寄せてきたとき、イエスはゲネサレ湖畔に立っておられたが、 5:2 そこに二そうの小舟が寄せてあるのをごらんになった。漁師たちは、舟からおりて網を洗っていた。 5:3 その一そうはシモンの舟であったが、イエスはそれに乗り込み、シモンに頼んで岸から少しこぎ出させ、そしてすわって、舟の中から群衆にお教えになった。 5:4 話がすむと、シモンに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われた。 5:5 シモンは答えて言った、「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」。 5:6 そしてそのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった。 5:7 そこで、もう一そうの舟にいた仲間に、加勢に来るよう合図をしたので、彼らがきて魚を両方の舟いっぱいに入れた。そのために、舟が沈みそうになった。 5:8 これを見てシモン・ペテロは、イエスのひざもとにひれ伏して言った、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者です」。 5:9 彼も一緒にいた者たちもみな、取れた魚がおびただしいのに驚いたからである。 5:10 シモンの仲間であったゼベダイの子ヤコブとヨハネも、同様であった。すると、イエスがシモンに言われた、「恐れることはない。今からあなたは人間をとる漁師になるのだ」。 5:11 そこで彼らは舟を陸に引き上げ、いっさいを捨ててイエスに従った。
 
メッセージ(要約)
 主の御名を賛美します。
三多摩教区新年聖会が東京聖書学院教会で開催され、内藤師がメッセージをされました。今年の聖会テーマは「ときはなたれた恵みへ」です。クリスチャンの喜びとは何でしょうか?神のために生きる事、そして人のために生きる事。2つの面がありますが、現在は自己中心的な考えがはびこっています。今こそリバイバルなのです。 ここではペテロにスポットを当てて聖書の箇所を見てみます。
ベテラン漁師であったペテロとシモンは2そうの舟をしたて漁に出ますが、この日は1ぴきも獲れませんでした。何度も網を下ろして挑戦しますが結果は同じでした。小魚数匹は網にかかりそうなものですが、1ぴきもです。失望しきったペテロとシモンは浜に上がり網を洗っていました。その光景を主イエスは岸から見られていたのです。 主イエスの言葉を聞くため多くの群衆が集まっていました。そこでイエスはペテロに舟を沖に出すよう言われ、ペテロは従いました。弟のアンデレも一緒だったかもしれません。沖に出られたイエスは浜にいる群衆に話をされました。マイクもない時代ですから、拡声出来ませんが、全ての人にメッセージは聞かれたのです。音の共鳴点で隅々まで行き渡ったのかもしれませんし、これこそ神の業だったのかもしれません。イエスは群衆に語ったのですが、実はペテロ一人に向け語られたのかもしれません。
メッセージを終えられ主はペテロに、もう一度沖へ出て網を下ろすよう伝えます。漁師でもない主イエスがベテラン漁師ペテロに言われたのです。普通でしたら「何もしらないのに何て事を言うのだ!」と怒るかもしれませんが、ペテロは素直に従い網を下ろしました。 大漁大漁で網が切れんばかりだったので、大急ぎもう一双の舟を呼び、両方一杯になったのです。 岸に戻ったペテロは、自分がいかに罪深い者であるかわかり、イエスのひざ元にひれ伏し「私から離れて下さい。私は罪深い者です」と告白するのです。
ペテロは主イエスが自分に語られたメッセージを通し、どれほど愛して下さっているか解ったからこそ、離れて下さるようにお願いしたのです。そこで主イエスは宣言されます。「ペテロ、あなたは人間をとる漁師になるのだ」と。 ペテロも目が開かれた事でしょう。ペテロはすべてを捨て、主イエスに従い、伝道の旅にでるのです。
T.O
報告と消息
ユースジャム2004が大成功に終わるよう祈りましょう。


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