調布キリスト教会(キリスト教メッセージ要約) |
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2004年3月28日 | 説教:荒井道夫師 教会のページへGO! |
【聖書】ヨハネによる福音書 19章31節〜37節 【説教】「十字架の血の力」 |
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19:31 さてユダヤ人たちは、その日が準備の日であったので、安息日に死体を十字架の上に残しておくまいと、(特にその安息日は大事な日であったから)、ピラトに願って、足を折った上で、死体を取りおろすことにした。 19:32 そこで兵卒らがきて、イエスと一緒に十字架につけられた初めの者と、もうひとりの者との足を折った。 19:33 しかし、彼らがイエスのところにきた時、イエスはもう死んでおられたのを見て、その足を折ることはしなかった。 19:34 しかし、ひとりの兵卒がやりでそのわきを突きさすと、すぐ血と水とが流れ出た。 19:35 それを見た者があかしをした。そして、そのあかしは真実である。その人は、自分が真実を語っていることを知っている。それは、あなたがたも信ずるようになるためである。 19:36 これらのことが起ったのは、「その骨はくだかれないであろう」との聖書の言葉が、成就するためである。 19:37 また聖書のほかのところに、「彼らは自分が刺し通した者を見るであろう」とある。 |
メッセージ(要約) | ||
主の御名を賛美します。 イースターを前にし、「主イエスの十字架」について連続してメッセージがされています。この箇所は使徒信条で「死にて葬られ」と記されているちょうどその間の場面です。主イエスは非業の死をとげられましたが、聖書には主イエス以外にも登場しています。 まずは創世記4章に「アベル」が「カイン」に殺された記事、ヨハネの黙示録6章9節には殉教された方々の血が神に叫んでいる事が記されています。ではここでの「主イエスの血」は何を叫んでいるのでしょうか? その前に主イエストともに十字架にかかった者の「足を折った」とありますが、これはハンマーのようなもので、ひざを砕く事です。しかし主イエスの足は折られず、出エジプト記12章46節の「ひとつの家でこれを食べなければならない。その肉を少しも家の外に持ち出してはならない。また、その骨を折ってはならない。」が成就しました。また、主イエスは、わきを突きさされましたが、これもゼカリア書に記されている事が成就したのです。主イエスは全人類のための子羊となられたのです。 カインの血でけがしたののが、主イエスの血で清められました。神の御計画が一つひとつ成就しているのであり、神から人へのゆるしのメッセージなのです。 主イエスを突き刺した後、「血」と「水」が流れます。主イエスは「私の水を飲む者はかわく事がない」と言われ、また「私の血を飲まなくては決して永遠の命を受ける事ができない」とも言われました。この「血」は新しい契約、すなわち聖餐(キリストを受け止める)なのです。 主イエスキリストの血は、私達を闇から解き放ち、今も働いて下さっているのです。 T.O |
報告と消息 |
・ユースジャム2004のために、お祈り下さい。 ・多摩教会は会堂建築中で、4/17献堂式の予定です。 |