調布キリスト教会(キリスト教メッセージ要約) |
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2004年4月4日 | 説教:荒井道夫師 教会のページへGO! |
【聖書】ヨハネによる福音書 19章38節〜42節 【説教】「復活祭序曲」 |
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19:38 そののち、ユダヤ人をはばかって、ひそかにイエスの弟子となったアリマタヤのヨセフという人が、イエスの死体を取りおろしたいと、ピラトに願い出た。ピラトはそれを許したので、彼はイエスの死体を取りおろしに行った。 19:39 また、前に、夜、イエスのみもとに行ったニコデモも、没薬と沈香とをまぜたものを百斤ほど持ってきた。 19:40 彼らは、イエスの死体を取りおろし、ユダヤ人の埋葬の習慣にしたがって、香料を入れて亜麻布で巻いた。 19:41 イエスが十字架にかけられた所には、一つの園があり、そこにはまだだれも葬られたことのない新しい墓があった。 19:42 その日はユダヤ人の準備の日であったので、その墓が近くにあったため、イエスをそこに納めた。 |
メッセージ(要約) | ||
主の御名を賛美します。 いよいよ受難週にはいりました。 私達がどこから来てどこへ行くのか、そのことは私達の最大のテーマです。しかし、イエスは、初めからおられた方であり、そして葬られてくださった方です。 イエスキリストに繋がっている人は、皆死んでいます。そして、キリストと共に甦えり、天上で生きているのです。(エペソ2:5,6) さて、本日の箇所ではアリマタヤのヨセフという人のことが書かれています。この人はユダヤの金持ちで国会議員の一人でもあり、そしてイエスの弟子でありました。でも、ユダヤ人の指導者達を恐れて、弟子であることをひた隠しにしていました。そんな臆病者のヨセフでしたが、イエスの遺体を十字架から取り下ろす時、大胆になったのです。(マルコ15:43)どうしてそのようなことが出来たのでしょうか?このことについて聖書には詳しく書かれていません。当時、罪人の死体は、投げ捨てられるような、ぞんざいな扱いを受けていました。ヨセフにはイエス様がそのような目に遭うことが耐えられなかったのでしょう。そして、将来自分のために用意していたと思われる、真新しいお墓にイエス様を葬りました。 また、以前イエスの所に来たことのあるニコデモは、没薬と香油を30キロほど用意して来て、ヨセフと共にイエス様のお体を亜麻布で包みました。罪人ではなく王のように葬りたいという二人の思いがにじみ出ている行為です。 同様のことが少し前にもありました。(ヨハネ12:1〜11)この時マリヤがイエス様の足に塗った香油は、当時の日給(1デナリ)の300倍相当のものです。イエスの葬りを予感していたのでしょうか、マリヤはこの高価な香油を、今提供する時だと悟ったのです。 今、私が提供せずに誰がするのか・・・その思いで、この3人の人達は、それぞれの大切な物を差し出しました。 私達の人生の中でしばしば自分の思いとは違うことが起きます。しかし私達は、それを導いて下さっている神様のご計画に従う必要があるのではないでしょうか? keiko |
報告と消息 |
・ユースジャム2004のために、お祈り下さい。 ・多摩教会は会堂建築中で、4/17献堂式の予定です。 |