調布キリスト教会(キリスト教メッセージ要約) |
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2004年5月23日 | 説教:荒井道夫師 教会のページへGO! |
【聖書】民数記 10章29節〜32節 【説教】「わたしたちの目となってください」 |
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10:29 さて、モーセは、妻の父、ミデヤンびとリウエルの子ホバブに言った、「わたしたちは、かつて主がおまえたちに与えると約束された所に向かって進んでいます。あなたも一緒においでください。あなたが幸福になられるようにいたしましょう。主がイスラエルに幸福を約束されたのですから」。 10:30 彼はモーセに言った、「わたしは行きません。わたしは国に帰って、親族のもとに行きます」。 10:31 モーセはまた言った、「どうかわたしたちを見捨てないでください。あなたは、わたしたちが荒野のどこに宿営すべきかを御存じですから、わたしたちの目となってください。 10:32 もしあなたが一緒においでくださるなら、主がわたしたちに賜わる幸福をあなたにも及ぼしましょう」。 |
メッセージ(要約) | ||
主の御名を賛美します。 この箇所は今から約3500年前、モーセがシナイ半島の荒野を進んでいる場面です。この場所は映画「アラビアのロレンス」でも登場し、砂吹雪の後仲間の一人が砂に埋まり命を落としてしまう場面が描かれています。それほど厳しい道だったのです。 さて、現在に目を移すとヒューマニズムが蔓延しています。人道主義とも解釈されていますが、もう一方では『人間至上主義』とも言えます。これは人間中心で『神』不在を意味しています。神に頼らなくても人間の考えですべてがうまく行くと考え行動してしまいます。確かに『目に見える』ものは便利で豊かになりましたが、心はどうでしょう?自分が神に創られた事すら忘れ去られています。今だからこそ、私たちの人生の『ガイド』が必要ではないでしょうか。 本日のタイトルである『目となって』とは・・・ (1)神様のまなざし 創世記2:19、1:31に、神が人を見られ、生き物にどんな名前をつけるか観察されていました。神は私たちの活動そのものを見ておられます。今日から始まる一週間に私たちも名前をつけてみませんか?『素晴らしい一週間』と名前をつけましょう。神が共にいて、見てくださいます。 (2)多くの先輩達に雲のように囲まれている ヘブル12:1に、教会は多くの先輩達に雲のように囲まれ、私たちを支えてくださっている事が記されています。神もなく友もいなかったとしたら・・・思うだけで塞ぎ込んでしまいますね。私たちは神そして多くの先輩達に支えられているのです。 (3)目がひらかれる 列王記下6:8−19に、エリシャを捕らえようとする多くの軍隊の事が記されています。エリシャと共にいた若者にエリシャは「恐れる事はない、われわれと共にいる者は彼らと共にいる者よりも多いのだから」と語りました。若者の目が開かれ敵よりはるかに多い、自軍を確認したのです。 全能の神に、私たちの目となって頂くよう祈りましょう。人生のガイドになって頂くのです。神を信じ、聖霊を信じる事で、聖なる公同の教会が現れます。 祈る時、目を閉じます。心の目が開かれるためです。 祈る時、うつむきます。ガイドになっていただく方に全てを委ねるためです。 ペンテコステを前に、心の目を開いて頂き、人生のガイドとなって頂くよう祈りましょう。 テケテケ |
報告と消息 |
・ユースジャム2004のために、お祈り下さい。 |