調布キリスト教会

(キリスト教メッセージ要約)
〒182-0024東京都調布市布田1−24−2
電話:0424−83−0619
IP:050−3420−1114
Top > MessegeMenu
2004年6月20日 説教:荒井道夫師 教会のページへGO!
このむすこが死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから
 
【聖書】ルカによる福音書 15章11節〜32節
【説教】「疲れ果てた日に」
15:11 また言われた、「ある人に、ふたりのむすこがあった。 15:12 ところが、弟が父親に言った、『父よ、あなたの財産のうちでわたしがいただく分をください』。そこで、父はその身代をふたりに分けてやった。 15:13 それから幾日もたたないうちに、弟は自分のものを全部とりまとめて遠い所へ行き、そこで放蕩に身を持ちくずして財産を使い果した。 15:14 何もかも浪費してしまったのち、その地方にひどいききんがあったので、彼は食べることにも窮しはじめた。 15:15 そこで、その地方のある住民のところに行って身を寄せたところが、その人は彼を畑にやって豚を飼わせた。 15:16 彼は、豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいと思うほどであったが、何もくれる人はなかった。 15:17 そこで彼は本心に立ちかえって言った、『父のところには食物のあり余っている雇人が大ぜいいるのに、わたしはここで飢えて死のうとしている。 15:18 立って、父のところへ帰って、こう言おう、父よ、わたしは天に対しても、あなたにむかっても、罪を犯しました。 15:19 もう、あなたのむすこと呼ばれる資格はありません。どうぞ、雇人のひとり同様にしてください』。 15:20 そこで立って、父のところへ出かけた。まだ遠く離れていたのに、父は彼をみとめ哀れに思って走り寄り、その首をだいて接吻した。 15:21 むすこは父に言った、『父よ、わたしは天に対しても、あなたにむかっても、罪を犯しました。もうあなたのむすこと呼ばれる資格はありません』。 15:22 しかし父は僕たちに言いつけた、『さあ、早く、最上の着物を出してきてこの子に着せ、指輪を手にはめ、はきものを足にはかせなさい。 15:23 また、肥えた子牛を引いてきてほふりなさい。食べて楽しもうではないか。 15:24 このむすこが死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから』。それから祝宴がはじまった。 15:25 ところが、兄は畑にいたが、帰ってきて家に近づくと、音楽や踊りの音が聞えたので、 15:26 ひとりの僕を呼んで、『いったい、これは何事なのか』と尋ねた。 15:27 僕は答えた、『あなたのご兄弟がお帰りになりました。無事に迎えたというので、父上が肥えた子牛をほふらせなさったのです』。 15:28 兄はおこって家にはいろうとしなかったので、父が出てきてなだめると、 15:29 兄は父にむかって言った、『わたしは何か年もあなたに仕えて、一度でもあなたの言いつけにそむいたことはなかったのに、友だちと楽しむために子やぎ一匹も下さったことはありません。 15:30 それだのに、遊女どもと一緒になって、あなたの身代を食いつぶしたこのあなたの子が帰ってくると、そのために肥えた子牛をほふりなさいました』。 15:31 すると父は言った、『子よ、あなたはいつもわたしと一緒にいるし、またわたしのものは全部あなたのものだ。 15:32 しかし、このあなたの弟は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから、喜び祝うのはあたりまえである』」。
 
メッセージ(要約)
 主の御名を賛美します。

6月20日、本日は『父の日』です。疲れ果てているお父さん、ご苦労様です。
現在での疲れとは大まか以下3つが原因ではないでしょうか?
 @肉体的な疲れ・・・処方箋:休む・食べる・飲む
 A精神的な疲れ・・・処方箋:やさしい言葉
 B霊的な疲れ・・・処方箋:神を正しく知る
大げさに言えば、霊的に疲れがとれると全てが癒されると言っても過言ではないと思います。使徒信条にも『全能の父なる神を信じる』とあるように、父と正しい関係にあるとき、癒されるのです。
聖書のルカ伝に戻りますが、ここは『放蕩息子』としてあまりにも有名で、私自身が救われた箇所です。家を出る息子(弟)は、自分の受け取る財産を父からもらい、自由気ままに過ごします。しかし全てを使い果たし、疲れ果てた息子が父の元に帰って行く記事です。父(全能の神)は、その放蕩息子にどんな態度で接したのでしょうか?
 @まず父は寛大なお方
息子を寛大な気持ちで送り出しました。
 A父は帰って来ている息子を遠くからみとめた
家を出ていった時とは全く違い、みじめな息子を一目で遠くからみとめられました。
 Bあわれに思って走り寄った
父なる神の方から、あわれな息子(私たちです)に走り寄ってくださっています。
 C首をだいて接吻した(ハッグした)
軽はずみな行動を起こし、どうしようもなくなった私たちを、そのまま愛してくださるのです。
 D祝宴を開いてくださった
息子(私たち)が生きている事を喜んでくださっています。神が超越した行動で近づかれました。
 E弁護してくださる
父(神)と一緒にいた兄は、祝宴を見て怒りましたが、父は弁護してくださいました。
さらに父は言われます。マタイ11:28『すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。』正しく天の父なる神を知り、全てを委ね回復してくださるようお願いしてみてはいかがですか?

テケテケ
報告と消息
・ユースジャム2004のために、お祈り下さい。

 [Menu]